工場作業風景

ガラスを指定の寸法にカットする作業です。
専用の定規をあて、ガラス切りオイルカッターで線を入れるようにカットします。
オイルカッターで線を入れたガラスを、折るように上から力を加えると、きれいに切断されます。
切断したガラスの断面は非常に鋭利で危険なため、エッジングマシンというガラス加工機で小口(切断面)を磨きます。
四角いガラスの四辺を磨くために、ガラスを時計回りに回転させて繰り返しエッジングマシンで加工します。
小口を磨いた後、さらに角の部分に丸みをつけるために研磨します。
加工が終わった板ガラスに不着した汚れを除去するために、ガラス洗浄機で表面、裏面ともクリーニングします。
加工・クリーニングの終わったガラスは、指紋や汚れが付着しないよう丁寧に扱います。
加工したガラスを、ショーケースなどに使われるガラスケースとして組み立てます。フォートボンドというガラス用接着剤を使用します。
接着部に紫外線の照明を当てると、5分から15分で固まります。